功徳


『功徳』という言葉を、ご存知ですか?

仏教や神道に触れた事のある方は、あるいは耳にされた事、あるかと思います。

『功徳』とは、「善い行いに対し、神様や仏様から与えられる報い(御利益)のこと」と記されています。

そう聞くと、人間は『功徳』とは自分にとって「特別な良いこと」がある、と想像します。
しかし、この世に誕生し「生命」を授かり、色々な経験を重ね、今も呼吸し、思考し、観て、聴いて、喋って、お腹が空いているのも「生きる事を、与えられている」いわば『功徳』を頂いている、何よりの証です。

もしも、自分の望んでいない出来ごとや、自分のしたくない経験や、自分には都合の良くない状況にあったとしても、「生命」があり、生きる事を許されているのは、あなたはまだ、この世に必要だからです。

そして、あなたの「悩み」こそが、あなたの人生を方向づける『課題』なのです。

向き合わず、避けたり、楽をしようとすると、ちゃんとまた、気付きを頂きます。
これは『因果応報』で、宇宙の法則です。

けれど、『自分の課題』として受取り、真摯に向き合い、精一杯のりきる姿勢(心の動き)を、天は全てお見通しです。

毎日の一瞬、一瞬の積み重ねこそ、先の『功徳』に繋がっています。

特別な事は、何も必要ありません。
毎日を精一杯、不平・不満ばかりに心を奪われず、常に人に優しく、自分を省みて、心は清く、身は低く、感謝の心で過ごしていれば、必ず「人生は帳尻があう」ように出来ています。

わかっていても出来ないなら、誰かに『心を浄めてもらう』ほか、ありません。

さて、あなたは何かに気づけましたか?
気づけたら、どうしますか?

答えは、あなたの中にあります。
全ては、あなたの選択次第です。


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